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大井町(おおいちょう)は、かつて岐阜県恵那郡にあった町である。 中山道大井宿を中心にした町であり、現在の恵那市の中心地を構成する町の一つである。 == 歴史 == *奈良時代の大宝2年(702年)、行基により観音堂が建立され、長国寺の草創となる。 *平安時代末期から、恵那郡遠山荘の一部。岩村城を拠点とする地頭であった遠山氏の所領。 *室町時代の永享7年(1435年)美濃国の守護土岐氏一族の原秀行が大井城を築城。 *応仁の乱の時、信濃松尾城主の小笠原家長と木曽の豪族木曾家豊が恵那郡に侵入。文明5年(1473年)から天文元年(1532年)の数十年間小笠原氏が大井城を拠点として恵那郡の中部を支配した。 *天文2年(1533年)以降になると小笠原氏は家中の内紛により勢力が弱まり、遠山氏が恵那郡中部を奪還。 * 戦国時代末期武田氏が恵那郡に侵入し遠山氏の本拠地岩村城を占領し恵那郡を支配したが織田信長が武田軍を攻撃し恵那郡から追放。 * 江戸時代は尾張藩領。中山道の大井宿として繁栄する。 * 1890年(明治23年)12月27日 - 大井村が町制施行し、大井町となる。 * 1954年(昭和29年)4月1日 - 恵那郡大井町、長島町、東野村、三郷村、武並村、笠置村、中野方村、飯地村と合併し、恵那市となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大井町 (岐阜県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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